書籍のご紹介
すでに2025年も9月!
月日の流れに驚きを隠せません…。
まだ秋分の日前なので昼間の方が長いですが(今年も残暑が厳しいですね)、日が短くなるターンに入ると少しもの悲しい気持ちになるのはタナトフォビアがベースにあるからなのか?といつも考えてしまいます。
秋は読書!
このたび貴重な機会をいただき、協会代表の浦出のタナトフォビア本が発売となります。ご紹介させてください。
『死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。』
9月7日(そう、これを書いている本日です…)、『死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。』をSBクリエイティブさんから発売します。
今回は「新書」なので、本屋さんの新書コーナーにあるかと思います。
私なりに「死」と「死の恐怖」について真正面から取り組んだ1冊となっています、多くの方に手に取っていただけると良いなと感じています。
2024年2月から構想を練り始め、2024年8月からインタビューや執筆を開始して、ようやく発売になりました。
以前、専門書を一部分担執筆で担当したことはあるのですが、1冊を作り上げることの大変さ・エネルギーのいることいること…、ここ1年半は執筆しかしてこなかったといっても過言ではないくらい、時間をかけてきました。
タイトルも、編集者さんとあーだこーだと何度もミーティングをさせていただき、最終的には2つの案を合体させるという荒業!
2文のタイトルは「ユニークですね!わかりやすくていいです!」と、作家の久坂部羊さんにもコメントをいただき、自分でもとても気に入るものとなりました。
本の中身も少しご紹介させてください!
書籍の概要
今回は5名の専門家と対談し、その内容を私の方で文章にしました。
本当に豪華な5名の方々で、ご縁をいただけたことに感謝です。
夜、ふと「自分が消えてしまう」ことに息が詰まる。
死んだら無になるのか、何かが続くのか――。
死とは何か? なぜ死は怖いのか?
医学×宗教社会学×脳科学×哲学×物語を手がかりに
“死恐怖症”(タナトフォビア)の著者が究極の謎に挑む!
夜、ふと「自分が消えてしまう」ことに息が詰まる。死んだら無になるのか、何かが続くのか――。死を最も目にする医師、神や超越者を探究する宗教社会学者、デジタル不老不死を目指す神経科学者、死を見つめ続ける哲学者、人生や生死を描き出す小説家、それぞれの追い続けた「死」とは何か? いつか必ず死ぬ私たちは、何を信じ、どう生きるのか。これまで語られなかった、「死」と「死の恐怖」への新たな答えとは? 死生観が一変する1冊。
序章 怖がる人
第1章 予習する人 中山祐次郎(なかやま・ゆうじろう) 外科医、作家
第2章 共に怖がる人 橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)宗教社会学者
第3章 希望の人 渡辺正峰(わたなべ・まさたか) 神経科学者
第4章 対峙する人 森岡正博(もりおか・まさひろ) 哲学者
第5章 超越する人 貴志祐介(きし・ゆうすけ) 作家
終章 生きる人
目次
序章 怖がる人
第1章 予習する人 中山祐次郎(なかやま・ゆうじろう) 外科医、作家
- 死を決める
- 一 番怖がる人
- 優しい噓と秘密の共有
- 「さよなら」は言えない
- 死を予習する
- 「良い死」の定義
- みんな死なないような顔をしている
- 分解すると見えるもの
- 死が怖いという病
- 医学では説明できない恐怖 …など
第2章 共に怖がる人 橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)宗教社会学者
- 死は目に見えない
- 科学の範囲を超える「死」
- 「それもあなたの考えですね」からは答えは出ない
- 結局どの選択肢も怖い
- 恋する理由も死が怖い理由も、説明できない
- 人間を人間たらしめるもの
- 心に神がいたって死は怖い
- 死の恐怖を超越する価値
- 人間の誇りとしての死の恐怖
- 宗教誕生よりも古い葬儀 …など
第3章 希望の人 渡辺正峰(わたなべ・まさたか) 神経科学者
- 哲学的ゾンビと私
- 意識があるかないかの見分け方
- 意識は一つではなく集合体
- 無になっても残る私というOS
- 意識をめぐる科学者の仮説
- 意識は脳の神経系のプロセスから生まれる
- 断絶の恐怖
- 目標は20年後
- 神経科学者の不老不死戦略
- 啓蒙活動と資金調達 …など
第4章 対峙する人 森岡正博(もりおか・まさひろ) 哲学者
- タナトフォビアとは何か
- 死への恐怖と信仰の道
- 我々は、みな信じている
- 突然降ってくる観念とその無理解
- 死の恐怖の正体は「移行」
- アイデンティティーとしてのタナトフォビア
- 死を語らない哲学者
- 「私の死」はあなたに伝わるか?
- 生が奪われていくことを肯定する
- 過去はどこにあるのか? …など
第5章 超越する人 貴志祐介(きし・ゆうすけ) 作家
- 死は最上の恐怖
- 親が死んでしまうことの恐怖
- 父との対話・死の受容
- ふつうに信じる
- 引き寄せられるもの、凝視してはいけないもの
- 今、怖いもの
- マイナスをプラスに転換できないか
- 他者は自分かもしれないという考え方
- あらがえないストーリー
- 作家の世界をつくるもの …など
終章 生きる人
ここだけの話
なぜ本を出したかったか…、そこには色々な想いがあります。
代表浦出の最終目標は、「全世界の人に生きるの楽しい!って思ってもらうこと」です。
そのために、心の奥にしまっている「死にたくない」も「死ぬの怖い」も「死にたい」も、たまには外に出せるようになるといいなと思っています。
人には言えなくて、自分がどこかおかしいのかと感じて、もんもんと恐怖と向かい合う夜を過ごす……
私も以前はそうだったように、そんな人が沢山いるような気がしています。
本は、いつでも好きな時に開いて、いつでも好きな時に閉じることができます。
そして、本は心の対話です。
「自分と同じだ!」「ここは違う!」「そんな風にも思えるか」「えー?!」
色々な心の対話をしていただけたらなと思い、書籍にしたかったのです。
今回対談させていただいた5名の方、そのうち4名の方は死が怖い人です(元も含める)。
すごくないですか!?
5名中4名です。しかも、各界の専門家の方で、死に向き合っている。
それだけで、私は勇気をもらえる気がしました。
読むことで怖くなることもあるかもしれません。
そんな時は、そっと本を閉じてください。無理に読まなくて全然良いのです。
「今日は読んでみるかー」な気分の時に、ちらりと手にしてもらえたら嬉しいです。
死が怖いのはあなただけではありません。
多くの方のお役に立てたら幸いです。
さいごに
Amazonリンクを念のため!
9月27日には大阪で出版記念イベントもございます!
お近くの方は会場で、遠方の方は配信でお会い出来たら嬉しいです!

